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オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク(''Orchestral Manoeuvres in the Dark'')はイギリスのシンセポップ・デュオである。略称はOMD。 ==バイオグラフィー== 1975年にイギリス・リヴァプールで、学生時代から友人だったアンディ・マクラスキーとポール・ハンフリースの2人が、ドイツのテクノ・プログレッシブ・ロックカルテットのクラフトワークに強い影響を受けて、デュオを結成。当時3台のラジオとテレビから録音したノイズ、ベースやギター、エコーユニットなどを使い、最初の曲を録音する。この時につくった曲のタイトルが"Orchestral Manoeuvres in the Dark"(「暗闇で演奏するオーケストラ団」という名)だったことからこの名を気に入り、当時隆盛を極めていたニューウェーブのシンセポップ・ユニットとして、当時新興レコード会社だったヴァージン・レコードから1979年にデビューする。 1980年にイギリスで"Enola Gay"(邦題、エノラ・ゲイの悲劇)がヒットする。この曲は日本でテレビ朝日で放送されていた「CNNデイウォッチ」のテーマ曲として使われたことでも知られた。また同年"Maid Of Orleans"(邦題、オルレアンの少女)もヒットし、イギリスで着実にヒットを飛ばし続ける。1985年にはMTVを通じて、その旋風がアメリカにも飛び火し、"SECRET"(邦題、シークレット)〔日本では、当時YAMAHAから発売されていたスクーター、box'n(ボクスン)のCMソングに使われた。〕が全米シングルチャートのTOP100にチャートインすると、同年"So In Love"(邦題、ソー・イン・ラヴ)で全米シングルチャートのTOP40入りを果たす。翌年1986年には"If You Leave"(邦題、イフ・ユー・リーブ)〔当時公開中の映画『プリティ・イン・ピンク』のサウンドトラック盤にも収録された。〕が全米シングルチャートのTOP10ヒットとなり、この他にも"Forever(Live and Die)"(邦題、リブ・アンド・ダイ)も全米TOP40ヒットとなり、これらの曲を収録したアルバム『CRUSH』と『THE PACFIC AGE』の2枚はプラチナムに輝いた。またこの間にワールド・ツアーを敢行し、1984年と1987年には日本で来日公演もおこなっている。 1988年にはベスト盤『THE BEST OF O.M.D』リリースに際し、新曲"Dreaming"(邦題、ドリーミング)をシングルカット。これも全米シングルチャートのTOP20に入るヒットとなるも、ここで活動は一旦小休止状態に。これを境にアメリカでの人気は衰えたが、1993年にはバリー・ホワイトの「愛のテーマ」をサンプリングした"Dream on Me"を本国でヒットさせている。1996年にはアルバム『Universal』を発表し復活するも、その後再び長い活動休止期間に入っている(なおその間の2008年にLIVE盤『Architecture & Morality and More』をリリースしている)。 2010年にアンディ・マクラスキーとポール・ハンフリースの2人による14年ぶりの復活作『History of Modern』がリリースされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オーケストラル・マヌヴァーズ・イン・ザ・ダーク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Orchestral Manoeuvres in the Dark 」があります。 スポンサード リンク
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